エジンバラのアペックス・ウォータールー・プレイス・ホテルにて、英国での2日目の朝を迎える。
今日の目的地の湖水地方に向かう、エジンバラ市街から、A702号線を走ると、両側は英国特有の田園風景が広がる。
ブロートンの村に入り、A701号線のカルツァット通りを進むとB7016号線との交差点の角に、
「ビーチグローブ・ガーデン」がある。
庭園内には人影も見えず、家の人の姿も見えないので、勝手に庭園内にお邪魔する。
ガイドのジョージさんの説明では、奥さんを早くに亡くされた御主人が一人で管理されていると云う。
ブロートンは140世帯余りの小さな村で、観光バスが入るような道路もなく、我々のような小型車でないと無理のようだ。
ツアーで訪れることは少なく、英国庭園の穴場と云える。
庭園には5000種類以上の花々が植えられていると云う。
入園無料で有るが、入口に簡単な空き缶が置かれている。
ブロートンの村を出ると、スコットランドと云うよりも、イングランドのような、ならだかな風景が続く。
峠を越えて、モファットの町へ。
南西スコットランドで最大の教区教会のセント・アンドリュース教会が見えてきた。
イングランドとの国境近くの、グレトナ・グリーンの村に到着。
この村は世界的に有名な村であると宣伝している。
この村を有名にしたのは、毎年、5000組の結婚式が行われることによる。
ゲレトナ・グリーンは駆け落ち結婚のメッカである。
国境を越えて、湖水地方へ。
ビーチグローブ・ガーデン
地図の中央の建物がビーチグローブ・ガーデンです <スコットランド ブロートンにて>
ゲレトナ・グリーン
地図の中央の建物がゲレトナ・グリーンです <スコットランド ゲレトナ・グリーンにて>
ビーチグローブ・ガーデンを、
下記の「ビーチグローブ・ガーデン」のボタンをクリックして、62枚の写真でご覧ください。
湖水地方の最初の訪問地は、ワーズワースがその生涯で最も愛したグラスミア。
ロサイ川の辺に、守護聖人オズワルドを祀る、聖オズワルド教会がある。
教会には、ワーズワースと妻メアリー、妹ドロシーが眠る墓がある。
教会から、北に進むと、グラスミア・ジンジャーブレッドを売るお店がある。
湖水地方の名菓と云うので、お土産の本命として購入する。
次は、ワーズワースの作品が多く生まれた、ダヴ・コテージへ。
そこには、彼の遺品が数多く展示されている。
レストラン「ビラ・コロンビアン」で昼食後、グラスミアからアンブルサイド経由でヒルトップに向かうと、
右手にグラスミア湖やライダル湖が現れる。
アンブリサイドの町に入ると、橋の上に建つ「ブリッジ・ハウス」が目につく。
エスウェイト湖を過ぎると、ピーターラビットの世界である、ニア・ソーリー村に到着。
絵本に出てくる、「タワー・バンク・アームズ」や「バックル・イート」に寄ってから、
ビクトリア・ポターの家があるヒル・トップへ
小さな家なので、入場制限が行われていて、一回に数人しか入場出来ない。
家の周りの空間も、、ピーター・ラビットの絵本の舞台になっている。
ヒル・トップからウィンダミア湖の北端にあるアンブルサイドのウォーターヘッドへ。
ウォーターヘッド・ピアからは、ウィンダミア湖を縦走して、ボウネスまでの観光船が運行している。
観光船が到着したが、観光客は欧米人のみである。
突然、乗船場にカラフルな一団が現れた。
仮装衣装を纏った、若者たちの一行で、パフォーマンスと旅を共に楽しんでいるのだろうか。
イギリス女王も乗船したという船旅を楽しむことになる。
ヒル・トップ
地図の中央がヒル・トップです <イングランド ニア・ソーリーにて>
ウォーターヘッド・ピア
地図の中央がウォーターヘッド・ピアです <イングランド アンブルサイドにて>
グラミアスの風景を、
下記の「グラミアス」のボタンをクリックして、64枚の写真でご覧ください。
ウィンダミア湖畔のアンブルサイドから遊覧船の「ティール号」に乗り、
ボウネスまでのクルーズを楽しむ。
乗船場のアンブルサイド・ピアー・ウォーターヘッドの脇にある「ユース・ホステルズ・アソシェイション」の
建物が小さくなると、東岸に「ロー・ウッド・ホテル」が見えてきた。
湖水地方はイギリス随一の景勝地で、年間2000万人以上の観桜客が訪れる。
西岸の丘の上には、ビクトリア・ポター家族が過ごしたと云う「レイ・カースル」の塔が見える。
回りの乗客は全て欧米人で、他の観光地と違って、日本人の姿は見えない。
20分余りのクルージングで、ボウネス・オン・ウィンダミアの街が見えてきた。
その中でも一番目立つ建物が、今夜の宿の「ザ・オールド・イングランド」だ。
ボウネスはウィンダミア湖観光の中心地で、湖畔に多数の遊覧船やボート、
岸辺には大勢の観光客の姿も見える。
人混みの中を、ボウネス・ピアーからホテルまで歩き、ウィンダミア湖を眺めながら、ティータイムを楽しむ。
ボウネス・ピアー
地図の中央がボウネス・ピアーです <イングランド ボウネスにて>
ウィンダミア・クルーズの風景を、
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